購入意欲さて、プラスプロパティのレポートはここまでですが、この調査結果からまず分かるのは、最近の不動産市場全体の低迷もあって、ゲンガムライによる転売目的の人はほとんどいなくなっているということです。

もともと、こういう投機的な購入は富裕層、中間層を問わずタイ人に多く、3、4年前には新規プロジェクトの3割、プロジェクトによっては5割が転売目的の投機的な買いといわれていましたが、このグラフからも分かるように、現在のタイ人の住宅購入意欲もかなり落ちてきていて、価格が下落中のシンガポールに近くなっています。

一方、外国人の場合、タイに居住、非居住を問わず、投資目的の人の大半がしばらく賃貸運用した後に売却するという投資の王道ともいうべきプランを持っています。こういう投資家がほとんどを占めるということは、転売に失敗した売りが一度に出てきて値崩れするということがないというメリットがあります。

ただ、やはり気になるのは、多くのデベロッパーがハイエンドにシフトする外国人需要頼みになりつつあることです。外国人需要は自国通貨の為替や金利、自国の景気や不動産市場に影響を受けるといった変数が多いため、それほど盤石な需要ではなく、バンコクのコンドミニアム市場全体をコンスタントに牽引できるとは思えません。

また、外国人需要程度でコンドミニアム市場全体が回復するというほど、バンコクのマーケットは小さくないような気がするし、やはり、結局は現在様子見をしているタイ人が市場に戻ってこないことには難しいだろうと思います。

いずれにせよ、外国人といってもほとんどがアジア人で、特に香港、シンガポール、そして最近台頭しつつある中国からの投資等で8割にも達しているわけで、この投資家達の予算が400万から800万バーツ(1,300万円から2,600万円)に集中しているのは留意しておくべき点です。

外国人だからといって皆がラグジュアリーやスーパーラグジュアリー級のプロジェクトばかりを買っているのではないし、CBREのレポートでも外国人需要は500万から1,000万バーツに集中していると言っているので、1,500万から2,000万円が予算のボリュームゾーンである日本人投資家ともほぼかぶっていることが分かります。

次に、タイに居住する外国人の需要は自己居住比率が高いこともあり、2ベッドルームの比率が高くなっています。一方、非居住者の場合、自分で住むわけでもないので価格的に手頃で買いやすい1ベッドルームを好むようですが、それでも予算から判断してほとんどが広めの1ベッドで平米単価も12万バーツ以上、すなわちアッパークラス以上のセグメントと推測できます。

また、この5年間でタイに居住する外国人の需要が8倍にも増えたということは、タイのコンドミニアムは買っておいて損はない、家賃を払うより買ってしまった方が得だと考える人が多いということだろうとも思います。外から見ている人でなく、実際にタイに住んでいる外国人の方がマーケットの動きを実感しているはずであり、その彼らが買っているというのは心強いはずです。

そういう私も現在、35~55平米の1ベッドや小さな2ベッドルームながら、アソーク、トンロー、オンヌットと3つのコンドに投資していますが、ロケーションと間取り、グレードセグメントさえ間違わなければ、バンコクのコンドミニアム投資で損をすることはまずないだろうという安心感があるからです。

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